そろそろ夏野菜の種まきを、と思い、第一弾「トマト」(Pomodoro”ポモドーロ”はイタリア語で「トマト」の意味)の播種(はしゅ)をしました。
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踏み込み温床
有機農家さんのところで踏み込み温床作りを学んできました。
何それ?という方も多いと思いますが、簡単に言うとエコ発熱システムです。
そろそろトマトやナス、キュウリなどの夏野菜の種をまく時期になりますが、まだまだ寒いので、種をまいても気温が低すぎて発芽しません。そこで温床の出番。稲ワラ、落ち葉や米ぬかを発酵させてあたたかいベッドを作り、その上に種をまいたトレーを置き、ポカポカの環境で発芽させて苗を育てるのです。先人の知恵ですね。
バケツの水が〜。寒いわけだ。
ハウスの中に、稲ワラで囲いを作り、落ち葉、米ぬか、油かすなどを順番に入れて、水をかけながら足で踏み踏みします。1層終わったらまた落ち葉、米ぬか、、と繰り返し、何層にもします。だんだんかさが増えてくるので、踏むのも大変。
最後は落ち葉をしきつめて、ベッドのできあがり。3日ほどで、発酵が進み熱が出てきます。入れる材料と水の量によって違いはあるそうですが、40度ぐらいの温度を1か月以上キープするそうですよ。すごいですね。
うまく発酵しますように。
でゃ〜こん2
畑の話が連続しますが、今度は東京の畑に行ってきました。いよいよ契約が終わるので、ラスト作業でした。
しかし東京は乾燥してますね!顔がめちゃめちゃ突っ張る感じがしましたよ。湿度は20%ぐらいとか。こちら富士宮は、整体院はエアコンをつけているので、加湿器ありで湿度50%ぐらいですが、住まいの方は朝70%超えたりしてます。晴れていて、加湿器もやかんも無しでです。お肌にはいいですね〜。梅雨時には一体どうなってしまうのか少し不安ですが。。
さて、畑の話に戻りまして。
東京畑での最後の作業は、大根の収穫作業。
農薬はもちろん無し、更に肥料も無し、という栽培法ですが、無事に大きくなってくれました。ひょろっと細長いのが練馬大根でタクアンに最適(写真手前)。胴がぷくっとしているのが三浦大根(奥側)。何でもおいしいですがやはり煮物が一番ですかね。
市場に出回っている大根のほとんどは青首大根で、練馬、三浦のような白首は少ないのですが、昔ながらの味がいいという根強い白首ファンも結構いるんですよ。
収穫した大根は富士宮まで運び、タクアンチーム、切り干し大根チーム、その他にチーム分け。洗って干し、刻んで干し。その後早速三浦を煮物にしていただきました。大根の味が大いに主張していてとってもおいしかったです♩