Pomodoro

そろそろ夏野菜の種まきを、と思い、第一弾「トマト」(Pomodoro”ポモドーロ”はイタリア語で「トマト」の意味)の播種(はしゅ)をしました。

今年は、イタリアトマトのサンマルツァーノと、マイクロトマトのマッツワイルドチェリーの2種類。中玉も欲しいけど、株数はそんなにいらないので、こちらは植え付け期に種苗店で苗を買うことにします。
普通はセルトレイに一粒ずつ播くのですが、どちらの品種も2年前の種なので発芽率が落ちているといけないと思い、2粒ずつ播いてみました。
←マッツ。ちっちゃいけど甘みが強くておいしいです。自家採種した種を播きました。
まだ気温が低いので、外には出さず日当りの良い室内で温室風に育てます。夜は少し保温してあげて。
種まきから畑に植えられるようになるまで60日くらいかかるかな。まずは無事芽が出ますように。

踏み込み温床

有機農家さんのところで踏み込み温床作りを学んできました。

何それ?という方も多いと思いますが、簡単に言うとエコ発熱システムです。
そろそろトマトやナス、キュウリなどの夏野菜の種をまく時期になりますが、まだまだ寒いので、種をまいても気温が低すぎて発芽しません。そこで温床の出番。稲ワラ、落ち葉や米ぬかを発酵させてあたたかいベッドを作り、その上に種をまいたトレーを置き、ポカポカの環境で発芽させて苗を育てるのです。先人の知恵ですね。

 

バケツの水が〜。寒いわけだ。

 

 

 

ハウスの中に、稲ワラで囲いを作り、落ち葉、米ぬか、油かすなどを順番に入れて、水をかけながら足で踏み踏みします。1層終わったらまた落ち葉、米ぬか、、と繰り返し、何層にもします。だんだんかさが増えてくるので、踏むのも大変。


 

最後は落ち葉をしきつめて、ベッドのできあがり。3日ほどで、発酵が進み熱が出てきます。入れる材料と水の量によって違いはあるそうですが、40度ぐらいの温度を1か月以上キープするそうですよ。すごいですね。

うまく発酵しますように。

でゃ〜こん2

畑の話が連続しますが、今度は東京の畑に行ってきました。いよいよ契約が終わるので、ラスト作業でした。

しかし東京は乾燥してますね!顔がめちゃめちゃ突っ張る感じがしましたよ。湿度は20%ぐらいとか。こちら富士宮は、整体院はエアコンをつけているので、加湿器ありで湿度50%ぐらいですが、住まいの方は朝70%超えたりしてます。晴れていて、加湿器もやかんも無しでです。お肌にはいいですね〜。梅雨時には一体どうなってしまうのか少し不安ですが。。

さて、畑の話に戻りまして。

東京畑での最後の作業は、大根の収穫作業。

農薬はもちろん無し、更に肥料も無し、という栽培法ですが、無事に大きくなってくれました。ひょろっと細長いのが練馬大根でタクアンに最適(写真手前)。胴がぷくっとしているのが三浦大根(奥側)。何でもおいしいですがやはり煮物が一番ですかね。

市場に出回っている大根のほとんどは青首大根で、練馬、三浦のような白首は少ないのですが、昔ながらの味がいいという根強い白首ファンも結構いるんですよ。

 

 

収穫した大根は富士宮まで運び、タクアンチーム、切り干し大根チーム、その他にチーム分け。洗って干し、刻んで干し。その後早速三浦を煮物にしていただきました。大根の味が大いに主張していてとってもおいしかったです♩

人参day

昨日は当院はお休み。地元農家さんのところで人参の収穫を手伝ってきました。

この時期、人参の葉っぱはほとんど枯れているので、葉っぱを引っ張って人参を抜こうとしても、プツンと切れてしまうものばかりです。土に埋まっている人参を、ひねりながら引っこ抜いていきます。巨大化した人参でどうしても手で抜けないものはシャベルで土を動かしてから抜きます。

 

 

水路で泥を落としてコンテナに積み上げ。

これらの人参は、加工会社でニンジンジュースにしてもらうのですって。人気商品だそうです。おいしいジュースになってきてね、行ってらっしゃい。

 

鍋の友

とある有機農家さんの畑にて。
見事な出来映えの白菜です。さすがプロの仕事ですね。私が以前育てたものは葉っぱが巻かずにデロ〜ンと広がったまま冬を迎えてしまいました。味はよかったのですが、見た目は違う野菜のようでした。

この白菜、おみやげにいただいて豚肉と蒸し煮にしたらと〜ってもおいしかったです。

それにしても、白菜畑を見るといつも思うこと。
「エイリアンの卵みたい。」