産後の不調

約1年前に出産してからどうも具合が悪いという30代の女性。

腰痛に加え、めまい、吐き気、不眠の症状があり、安定剤など3種類の薬を飲んでいます。

検査の結果、根本原因と考えられるのは脳脊髄液の循環不良でした。出産を期に、自律神経のバランスが崩れたようです。バランスが崩れてしまった場合、優位になっている神経だけを抑制する手法もありますが、当院では交感神経、副交感神経の両方にアプローチすることにより双方のバランスを取る方法を用いています。他にも自律神経の乱れに効果のある手技を組み合わせて施術。

3回目までは今一つ効果を実感されていなかった患者さんですが、4回目の来院時に「腰の痛みがありませ〜ん」と。その後順次めまいや吐き気もおさまっていきました。「夜は寝られてますか?」とお聞きすると「あぁそういえば最近よく寝てる気がします〜」。よかったよかった。寝ることは大事ですからね。

服用している薬については、お医者さんと話して少しずつ減らしているそうです。我々施術家は薬の服用について指示もアドバイスもできませんが、ご自身の治癒力に自信が出て来たからこそ薬を減らそうと決意できたのだと思います。自律神経系は比較的施術回数が多めになるケースが多いですが、「よくなりそう」「なおりそう」この気持ちが大きく出てくると施術効果は一気に高まります。1回でも早くその気持ちを持っていただけるよう私も努力していきます。

2.23 

昨日、ワタクシも富士宮市民として富士山について学んできました。
。。。というのは誇張。確定申告のために富士まで出かけていったら、申告会場の脇で富士山の写真展をやっていたので、しばし鑑賞した、というのが正解です。

素敵な写真がたくさん飾られていましたよ。

 

夜の富士あり。
(後ろが映り込んじゃってますが)

 

 

 

 

 

 

桜と富士あり。

 

 

 

 

富士山への愛が感じられる写真ばかりで、ほっこりして帰路につきました。

明日は富士山の日

明日2月23日は富士山の日ということで、富士宮市内の小中学校はお休みです。
富士山の日って誰が決めたのかしらん?と少し調べてみたら、静岡県の条例で平成21年に定められていました。(山梨の富士河口湖町ではもっと前、平成13年に制定)

「県では、県民の皆さんが富士山について学び、考え、想いを寄せ、富士山憲章の理念に基づき、後世に引き継ぐことを期する日として、2月23日を「富士山の日」とする条例を制定しました。」(静岡県のHPより)

皆で富士山について考える。。ふむ。。
患者さん達に聞いてみると、あちこちで富士山絡みのイベントが催されるのだそうですよ。ウォーキング大会とか、フォトコンテストとか、勉強会とか。お子さんと出かけます、お孫さんと出かけます、という声が聞かれましたよ。
ただ、県内の小中学校が全部お休みかというとそうではなく、自治体によって取り扱いが違うみたいですね。お休みになるのはやはり富士山に近い静岡県東部や伊豆が多いみたい。

富士山の日や、この日を休みにすることについては賛否両論あるみたいですが、富士山を愛し大切にしよう、ってことを大勢で考える日が年に1日くらいあってもいいですね。


踏み込み温床

有機農家さんのところで踏み込み温床作りを学んできました。

何それ?という方も多いと思いますが、簡単に言うとエコ発熱システムです。
そろそろトマトやナス、キュウリなどの夏野菜の種をまく時期になりますが、まだまだ寒いので、種をまいても気温が低すぎて発芽しません。そこで温床の出番。稲ワラ、落ち葉や米ぬかを発酵させてあたたかいベッドを作り、その上に種をまいたトレーを置き、ポカポカの環境で発芽させて苗を育てるのです。先人の知恵ですね。

 

バケツの水が〜。寒いわけだ。

 

 

 

ハウスの中に、稲ワラで囲いを作り、落ち葉、米ぬか、油かすなどを順番に入れて、水をかけながら足で踏み踏みします。1層終わったらまた落ち葉、米ぬか、、と繰り返し、何層にもします。だんだんかさが増えてくるので、踏むのも大変。


 

最後は落ち葉をしきつめて、ベッドのできあがり。3日ほどで、発酵が進み熱が出てきます。入れる材料と水の量によって違いはあるそうですが、40度ぐらいの温度を1か月以上キープするそうですよ。すごいですね。

うまく発酵しますように。

産後の骨盤矯正

去年の5月に出産後、腰が痛みだしたという30代の女性。
お子さんを長時間抱っこしたりすると辛くてたまりません。
カイロや整体には今まで行ったことがなかったそうですが、当院のチラシをご覧になり、思い切って行ってみよう、と来院されました。女性整体師だから安心、というのもあったそうです。

検査をしてみるとやはり骨盤変位の陽性反応が。背中や肩も張り気味のため、2種類のブロックで施術。1回目で痛みは半減、3回目は2回目よりも少し痛みが戻りましたが、4回目でまたグンと改善、5回で検査が陰性に。順調に改善していきました。

「痛みがあるだけで憂鬱だったもんで嬉しい」と腰を左右に動かしながら笑顔の患者さん。これでお子さんの抱っこもこわくないですね。ご卒業後は2〜3か月に一度のメンテナンス施術を受けて今の好調をキープしましょう。