春先からずっと背中がシビれるように痛いという50代の男性。
腰はいつ頃からか覚えていないほど慢性の重痛い辛さです。
椅子に腰掛けた姿勢では、背中がアルファベットのCのような見事な猫背です。
真ん丸でパンパン。背中の筋肉が引き延ばされすぎて痛みが出てしまっているような印象です。
Cの字は、ベッドにうつ伏せで寝ても半分ぐらい残っています。筋肉がその形で固まってしまっているのですね。施術を進めると、固まっているのは背中だけではないことがわかりました。肩も股関節も、動かないように何かで結着してあるかのようなガチガチさで、関節を回そうとしても回りません。腕は肘を曲げた状態で背中側に回すことはできません。(背中がかゆくても自力ではかけませんね。。。)
かなりのガチガチさんでしたが、ブロックを入れるとCの字が徐々に溶けていきました。よしよし。施術中はぐっすりとお休みになっています。これまたよしよし。
3回の施術で、背中の痛みは出なくなりましたが、逆に腰が今一つに。痛みが出たのではなく、立ち仕事で、座ると腰の疲れを一気に感じる、というものでした。骨の変位が取れて身体が正しい位置を認識し、それにより筋肉の使い方が変わって来ているのにまだ慣れていないのでしょう、とお話をし、次回来院時にお話を聞くと、背中も腰もOK、とのことでした。
肩と股関節の結着バンドも無事はずれ、柔らかに滑らかに回ります。肩はまだ片方にギクシャクした感じが残っていますが、もう時間の問題でしょう。治療期の終わりも近そうです。
4年前に30cmの単なる棒で購入したプルメリア。
待望の初めての花が今朝咲きました♩