有機農家さんのところで踏み込み温床作りを学んできました。
何それ?という方も多いと思いますが、簡単に言うとエコ発熱システムです。
そろそろトマトやナス、キュウリなどの夏野菜の種をまく時期になりますが、まだまだ寒いので、種をまいても気温が低すぎて発芽しません。そこで温床の出番。稲ワラ、落ち葉や米ぬかを発酵させてあたたかいベッドを作り、その上に種をまいたトレーを置き、ポカポカの環境で発芽させて苗を育てるのです。先人の知恵ですね。
バケツの水が〜。寒いわけだ。
ハウスの中に、稲ワラで囲いを作り、落ち葉、米ぬか、油かすなどを順番に入れて、水をかけながら足で踏み踏みします。1層終わったらまた落ち葉、米ぬか、、と繰り返し、何層にもします。だんだんかさが増えてくるので、踏むのも大変。
最後は落ち葉をしきつめて、ベッドのできあがり。3日ほどで、発酵が進み熱が出てきます。入れる材料と水の量によって違いはあるそうですが、40度ぐらいの温度を1か月以上キープするそうですよ。すごいですね。
うまく発酵しますように。