踏み込み温床

有機農家さんのところで踏み込み温床作りを学んできました。

何それ?という方も多いと思いますが、簡単に言うとエコ発熱システムです。
そろそろトマトやナス、キュウリなどの夏野菜の種をまく時期になりますが、まだまだ寒いので、種をまいても気温が低すぎて発芽しません。そこで温床の出番。稲ワラ、落ち葉や米ぬかを発酵させてあたたかいベッドを作り、その上に種をまいたトレーを置き、ポカポカの環境で発芽させて苗を育てるのです。先人の知恵ですね。

 

バケツの水が〜。寒いわけだ。

 

 

 

ハウスの中に、稲ワラで囲いを作り、落ち葉、米ぬか、油かすなどを順番に入れて、水をかけながら足で踏み踏みします。1層終わったらまた落ち葉、米ぬか、、と繰り返し、何層にもします。だんだんかさが増えてくるので、踏むのも大変。


 

最後は落ち葉をしきつめて、ベッドのできあがり。3日ほどで、発酵が進み熱が出てきます。入れる材料と水の量によって違いはあるそうですが、40度ぐらいの温度を1か月以上キープするそうですよ。すごいですね。

うまく発酵しますように。

踏み込み温床” への2件のコメント

  1. 『踏み込み温床』。ほほ〜ぅ。素晴らしい知恵!
    温床って。。。「犯罪の温床」をはじめ、最近マイナスのイメージの言葉しか使ってなかったから、こんな素敵な本来の意味を知って得した気分♪
    我が家ではよく家族総出で(といっても3人)ホットカーペットをバスタブの中で踏み踏みして洗っていたので、何だか親近感を感じたわ。でもカーペットは『ダニの温床』という事で昨年廃棄してしまって、ちょっと寂しい。。。
    がんばれ発酵!!

    • 家族でカーペット踏み踏みの光景はほのぼのするね〜。

      踏み込み温床は3日後に40度まで上がったそうです♩成功♩

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